一戸建てとマンションでは土地自体の所有権に違いがあります。一戸建ての場合は全面積が所有権になるのに対し、マンションの場合は区分所有権と呼ぶもの、敷地面積を専有面積の割合で割ったものが持分になります。一戸建ての場合は、すべてが所有権になるので持ち主の一存で家の建て替えが出来ますが、マンションの場合は持ち主の一存で建て替えが出来ないなどの違いを持ちます。一戸建てもマンションも不動産になるわけですが、不動産は建物と土地の2つに分けることが出来ます。
建物の価値は年々下がることになる、敷地そのものは公示価格で価値が決まることになります。公示価格は国が定めた評価額で、僅かに上昇もしくは下降することはありますが、価格が大幅に上昇したち下降することはありません。尚、公示価格は標準地を選び、毎年1月1日時点での標準地の正確な価格を判定してお公示が行われるものです。地価公示は一般的な取引価格に対する指標を与える、公共事業用地の取得価格の算定など規準に利用されるなどの目的があります。
不動産の価値は建物ならば大きな差間取りや築年数や立地などから相場が決まります。土地ならば大きさと立地と地盤の状態から相場が決まっていきます。最寄駅からの距離や都市部からの距離が同じでも周辺環境によっても平均価格に差が出ます。
周辺の環境とは周りの交通量や治安などの事で、周辺の治安が悪かったり交通量が異常に多いと店舗のような商業施設として使う場合も住宅にして使う場合もデメリットになります。その為駅までの距離や都市部へのアクセスが同じような不動産でも価値が上がったり、下がったりする事があります。
不動産の相場を正しく把握するには周辺の環境を正しく把握する必要があるので、現地がどうなっているか直接確認する事が大事です。近くに工業があって操業中に騒音や異臭が発生しているなど、特定の時間帯でだけ起きるデメリットもあります。それらの見落とさない為に複数のシチュエーションで環境の変化がないか確認するべきです。
◎2023/7/4
情報を更新しました。◎2018/7/20
価値は公示価格で決まる
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◎2018/5/1
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不動産売却税を節税する
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売却の際の印紙税
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◎2017/7/26
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